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「Microsoft」創業者 ビル・ゲイツが世界有数の大富豪になった理由とは?

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読了時間: 約4

(敬称略)

結論を先に言うと、Windows95とOffice95が爆発的に売れたからです。

今回「Microsoft」創業者 ビル・ゲイツが、世界有数の大富豪になった理由をひもとくことが出来る1冊の本を紹介します。

「新・電子立国〈1〉ソフトウェア帝国の誕生」の紹介


引用元:amazon
かれこれ20年以上前にこの本と出会いました。残念なことに現在手元に何故かこの本が無いので、ウロ覚え状態で感想を書かなければいけないのが残念。

この本はマジ凄いです!内容が半端じゃなく、その後IT業界の発展・ルーツを探るにはもってこいの本です。

当時かなりの衝撃を覚えましたね。今手元にないのもある意味「衝撃」ですが笑

本の内容はまずビル・ゲイツが「ハーバード大」を中退し、マイクロソフト社を設立するところから始まります。共同設立者がポール・アレン。

出版当時はWindows95が出た頃だったかな?(もう少し前だったかもしれない)

私が最初に使ったのは、Window3.1のまだその前「MS-DOS」と呼ばれていたOS。流れとしては

  • MS-DOS(Windows1.0〜3.1とほぼ平行)
  • Windows1.0〜3.1
  • Windows95
  • Windows98
  • WindowsMe
  • Windows2000
  • WindowsXP

とまぁ、こんな感じですかね?(私はWindowsXPを最後にMacに乗り換えました。)

Windows1.0〜3.1は元はと言えばこの「MS-DOS」を基礎として作られています。

じつはこの「MS-DOS」を彼はどうやって手に入れたのか、そのいきさつが詳細に描かれています。

全ては『86-DOS』の買収から始まった

昨今「IT企業」躍進ぶりの凄まじいこと。オッさんな私は「iPhone」使いこなし一つを取っても、ぼちぼちどころかとっくに置いてけぼりにされている気がしています笑


さて現在の「IT関連5大企業」と言えば、皆さんご存じの

IT関連5大企業
  • Apple
  • Google
  • Microsoft
  • Amazon
  • Facebook

この内マイクロソフト社の話が中心で、アップル社がそれに絡んで来ます。大まかな流れで言うと、当時はIBMがこの業界の主力でした。

まずIBMがマイクロソフト社にOSの納入を依頼することによって誕生した「MS-DOS」。これが後の「Windows」に繋がって行く。

OSというのはパソコンを動作させる為の「基本ソフト」なのですが、この「MS-DOS」実はマイクロソフト社が開発したものではありませんでした。

他人が作った物をマイクロソフト社が買収したのです。

MEMO

86-DOSを開発したのは、ティム・パターソン氏です

ティム・パターソン(Tim Paterson、1956年6月1日 – )は、アメリカ合衆国のプログラマである。QDOS(後の86-DOS(英語版))を開発したことで最もよく知られる。

86-DOSはCP/MのAPIをエミュレートしたIntel 8086用のオペレーティングシステム(OS)で、後に、1980年代のパーソナルコンピュータで広く使用されたOSであるMS-DOSの元となった。

引用:ティム・パターソン – Wikipedia

もっと言えば、ビルゲイツが上手く騙して…と言い換えた方が良いのかな?彼はある意味「戦略家」だった訳です。

「ウイキペディア」にもこのことが端的に書かれているが、本書で詳しくそのいきさつが語られています。

それぐらい取材も綿密に行なっている。

ビルゲイツは数年前から2017年まで世界長者番付で首位になっていますが、まさしくこのことがきっかけな訳です。

そして1995年Windows95とOFFICE95を同時発売。

これがめちゃんこヒットしました。ワールドワイドレベルですから、その利益は相当な金額でした。

そのとばっちりを受けたのが、日本では例えば「ジャストシステム」社の一太郎。

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アイキャッチ画像 『一太郎』が『Word』に負けたのは【Windows95】発売時に戦略ミスをしたから?
人の懐を探る気は毛頭無いのですが、その結果ビルゲイツの総資産は一時日本の「九州」を丸ごと買い取る事が出来る金額だったそうです。(これは数年前の話)

注意

2018-2019世界第1位の富豪はアマゾンのCEO(最高経営責任者)であるジェフ・ベゾスで、ビル・ゲイツは第2位ですね。

スティーブ・ジョブズ

ビルゲイツと亡くなったスティーブ・ジョブズとの関係も詳細に書かれてますよ。

永遠のライバルでもあるこの2人は、奇しくも同じ1955年生まれでもあります。

当初はジョブズも順調に会社経営を行なっていたのですが、自分が引っ張ってきた「ペプシコーラ」の副社長だったかな?名前忘れたけど

結局その人に自分が創業した会社から追い出される羽目になりました。

“2018/08/13追記”

当時ペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリーです
引用元:ウィキペディア

その後「アップル」に復帰したジョブズは、当時傾きかけてた「アップル」の資金繰りに大変困っていた訳です。

しかし何故か当時のビルゲイツがまさかの資金提供をすることになりました。(いろんな条件はつけられた筈だが)

そしてなんとか会社を立て直すことに成功して、今日の「アップル」があるわけです。


初代iMac

photo by ボンダイブルーの初代iMac、20周年を迎える。Appleの歴史はこれをなしに語れない | ギズモード・ジャパン

1998年5月に初代iMacを発売。スケルトンモデルのデザインは当時かなりの衝撃を与えました。

私も当時購入しようかどうかと悩んだ経緯があります。

当時から現在にかけての株価の遷移です。この20年で驚異的な伸びを見せてます。

ほぼ紙切れ同然の株を持ち続けた方は、結構な財産となりました。

Apple株価の遷移

 

引用元:GoogleFinance

あのウォーレン・バフェット氏が大量保有で、しばしばニュースになっていますね。

2018年現在アップルは時価総額世界一の企業です。

参考サイト
12436288584_94d6bc46d2_b.jpg
7月31日~8月6日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」…

スティーブ・ジョブズにとって、ビルゲイツはまさしく「恩人」となる訳です。

まとめ

もう廃版になったのかな?と思って少し気になって「Amazon」で調べた所、やっぱり廃版っぽい。「Amazon」さん電子書籍で出してくれないかな?そしたら購入するんやけど。

「老眼進行形」の私にとって、「電子書籍」はフォントの大きさを自由に変えれるので必須アイテムです。まぁそれはどうでも良いとして。

そしてレビュー欄がまた面白い。この本を読んでIT業界に入った人が結構いるはずとのコメントを見つけました。

そりやぁそうだと思う。私だって20年若ければそうしていたかもしれない。

何せ最初に読んだのが既に30代後半だったから。それぐらいある意味衝撃的な内容の本であります。

中古本なら「Amazon」で購入出来るみたいですね。送料が少し高価そうですが。

IT業界の歴史に興味のある方は是非読んでいただきたいですね。今読んでも損は絶対しないはず。

手に入れられる人は今のうちに是非GETしておきましょう

「歴史」を勉強するのは必ず「現在と未来」にも役立つ筈ですから。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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