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今回『Windows』純正のソフトである【Power Toys】の紹介をします。痒い所に手が届くユーティリティソフトです。純正であるが故に安心感もあり、しかも使える機能が満載です。
歴史は意外と古く「Windows95」が出た頃に、開発版として出ています。ですから今から約30年ほど前になりますね。私もうろ覚えですが、1990年代後半に少し使っていた記憶があります。
しかし不思議なことに元々Windowsに付属しているソフトではありません。あくまで開発版としての位置づけを今後も崩さないみたいですね。入手先ですが、『Microsoft Store』から手に入れます。
「スタート」アイコンをクリックして『Microsoft Store』を開き、「Power Toys」と入力してください。後は指示に従ってインストールしていきます。

ソフトを開いたら、「全般」タブを押して矢印の『起動時に実行』をオンにします。これでWindowsの起動時に自動で【Power Toys】のアプリが実行されます。
全部で24個の機能がありますが、すべてを使う必要はありません。使う方の環境によって必要な機能が違いますが、このうち特にオススメの8個を紹介します。
なお基本的に「ショートカットキー」を使うかもしくは「右クリック」したらメニューが現れる機能に分かれます。

慣れないうちは『Power Toys』を起動しておいて、一番上の「ダッシュボード」を開くと、『有効なモジュール』として、「ショートカットキー」と右クリックの機能を表示してくれます。
①Color Picker

色菜関係の仕事をされる方や、ブログを執筆される方などは重宝する機能じゃないでしょうか?
初期設定ではWin+Shift+Cですが、変更することも出来ます。これはすべての機能に共通です。気になる色のところでクリックすると、コピーが出来ます。
② マウスユーティリティ

③Image Resizer

画像のサイズを小・中・大の3種類に変更が出来ます。容量を小さくしたい場合に効果的です。
「mage Resizerを有効化する」を『ON』にすると、右クリックでサイズが選択できます。

④Keyboard Manager

普段あまり使わないキーを良く使うキーに変換する機能です。
私の設定ですが、ScrLK・Pause・Insert等を別の設定に変えています。右上のアイコンをクリックします。
「キーの再マップ」という画面が出ます。手順として
②変換したいキーを選択
③OKをクリック
これで完了です。
⑤プレビュー


これはMacでも良く使われる機能です。
⑥Power Rename

複数のファイル名を一括して「置換」してくれる機能です。「西暦」を「和暦」に変えたり、様々な利用活用方法が考えられます。

右クリックをすると、「Power Rename」の欄が出てきますので、利用してみてください。
⑦Shortcut Guide


メニューが一覧されるので、例えばこのまま「V」キーを押すと、「クリップボード履歴」が現れます。ショートカットキーをうろ覚えでも、大丈夫ですね。
⑧Text Extractor

PDFファイルをプレーンテキストとして貼り付けることをが出来たり、デジタル雑誌(例えばDマガジン等)から文章をコピーしたりすることが出来ます。
改行をいれると、ほぼ右のPDFファイルに近くなります。
著作権には充分注意しましょう


比較してみると、ほぼ完璧にコピー出来ているようですね。改行や句読点等を補筆すれば元データと同じになりますね。
個人的には一番気に入っている機能です。
便利な機能が満載で、何故正式版として「Windows」に組み込まないのか分かりませんが、「まだ使ったことが無いよ」という方は一度試してみてはいかがでしょうか?もちろん自己責任でお願いします。
以上、お読みいただきありがとうございました。