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WordPressでドメイン変更時に気をつけたい301リダイレクトとGoogleの再設定

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ドメイン変更のタイミングとは?

ドメイン変更をする時ってどういう時でしょうか?

  • ドメイン更新の時期になって、タイミング的にドメイン名を変えたくなった
  • 更新時期に関係なく、今使っているドメイン名を変えたくなった
  • サイトの内容とドメイン名が合わなくなった

他にも色んな理由があると思われますが、「ドメイン変更」の再変更を避けるためにも慎重に選びたいものです。

ドメイン名選びは慎重かつ慎重に

特にこだわりが無い場合は出来るだけ. comか. netで選びましょう。「お名前.COM」辺りでマイナーなドメインをよく初年度1円とかで宣伝していますけど、(しかも時間を切ってあおる)決して飛びついてはいけません。

一般にマイナーなドメインほど更新料金が高いです。初年度安いからと言って下手に飛びつくと、私のように後で泣きを見ることになります。

私の場合旧ドメインの[nana-papa788.com]が69円だったのですが、更新料は3980円(税別)いや、びっくりしました!

これは通常「. com」更新料の約3倍に相当します。ムームードメインは同じGMOグループですが、こちらは何故かあまり宣伝メールを送ってきません(笑)

私の旧ドメインはムームードメインで取得しましたが、今回新ドメインとしてエックスドメインで[nana-papa788.com]を取得。折しもキャンペーン中で通常よりもかなり安くゲット。

ドメイン取得の領収書メール

取得に要した金額は302円でした。これはかなり安い部類でしょうね。

こういうキャンペーンを利用出来たのも、私がドメイン変更をどうしようかなと考えていた時とたまたまマッチしたからです。これからドメイン変更する予定の方はぜひこういう機会を逃さないようにしてください。

ちなみに更新料金は.comの場合1年更新で現在税別1,180円です。(将来的に値上げはあるかもしれない)

エックスドメインを選んだ理由

私がエックスドメインを選んだ理由としては

  • 新規及び更新料が比較的安い。(一番安いわけではない)
  • エックスサーバと同じ会社で安心感あり。(現在mixhostでレンタルサーバー運用中ですが)
  • インフォパネルが見やすく、使いやすそう
  • 「whois情報公開代行」を自動的に無料で行ってくれる

「whois情報公開代行」に関してはすべての会社が無料で行ってくれるとは限りません。「お名前.COM」では購入の時、Whois情報公開代理にチェックを入れ忘れると余分にお金を支払わなければいけません。

初期設定ではチェックが入っていないので、うっかり見落として余分なお金を払う人は必ずいるでしょうね。宣伝メールが多い割にこういった所に配慮が足りないと判断せざるを得ません。

それと宣伝メール攻撃は逆効果ということに気づかないのですかね?(苦笑)いずれにせよ、「お名前.COM」は候補から最初に外しました。「エックスドメイン」は「エックスサーバー」と同じ会社なので相性も良いし、価格もセットで契約するとかなりお得ですね。

ドメイン変更の手順

いよいよ本題に入ります。最低限やらなければいけないことも含めてGoogle関係まで説明しますが、特に大事なことは何と言っても、(旧)ドメイン➡️(新)ドメインに301リダイレクトの設定をすること。これをやらないとせっかく今まで積み上げてきたSEO効果の引き継ぎが出来ません。

変更手順

  • 新しいドメインの取得
  • ネームサーバーの設定
  • 旧データベースのバックアップ
  • 新しいデータベースへインポート

ここら辺りはサーバー引越しの際に行う手順と同じです。

あわせて読みたい

アイキャッチ画像 「ロリポップ」から「mixhost」へサーバー移転する時のポイントとは?

「All-in-One WP Migration」(プラグイン)とFTPソフト「FileZilla(ファイルジラ)」を使えば、ほぼどんなサーバーでもデータの引越しが出来ますが、私は現在「mixhost」で運用しているので今回はこちらの方の記事を参考にして設定してみました。

参考サイト
12436288584_94d6bc46d2_b.jpg
mixhostでURLリニューアルする際メチャクチャ簡単なやり方があるんです! それをご紹介!…

このやり方ですと、旧ドメインで使っていた環境を短時間で引き継げると言ったメリットがあります。ただしこちらのやり方はあくまで「cPanel」を使っているレンタルサーバーが対象になります。

主なレンタルサーバー

  • mixhost
  • JETBOY
  • カラフルボックス
  • ConoHa WING

他にもまだあるかもしれません。それでは簡単に手順を説明します。


手順1
cPanelを開き一番下のSoftaculous Apps Installerに移動して「スクリプト』欄の「WordPress」アイコンをクリックします。

WordPressの選択


手順2
現状のインスタレーションで複製したい旧サイトを選択します



手順3
複製アイコンをクリックします

複製アイコンをクリック


手順4
下図のように設定していきます。データベース名は英数7文字までです。

プロトコルの選択➡️https://
domainの選択➡️新ドメインを選択
ディレクトリは特にこだわりがなければ、空欄のままで。
データベース名➡️英数7文字までで指定。

設定画面

手順5
新しいインスタレーションが出来ました。

新しく出来たサイト


とまぁこんな具合で新しいサイトが出来上がりましたが、もちろんこれで完了ではありません。

301リダイレクト.htaccessの編集

.htaccess ファイルに加えられた変更は、サイトを破壊する可能性があります。 変更を加える前に、ホスト/サーバーの管理者に相談してください。引用LiteSpeed Cache(プラグイン)より

注意
.htaccessの編集はくれぐれも自己責任でお願いします。

コード
Redirect permanent / https://nana-papa788.com/

https以降は新ドメインを指定してします。
これを旧サイトにある.htaccessの最初に追加します。

追加方法は

  • cPanel
  • ファイル➡️ファイルマネージャー
  • public_html
  • 旧サイトのトップにある.htaccessをクリック
  • 上の項目の編集をクリック

.htaccessの選択
.htaccessの編集

リダイレクトチェックツールで必ず確認

リダイレクトチェッカー

リダイレクトが有効か必ずチェックしてみましょう。ググればいくつかのツールが出てきます。

『200』と表示されたらOKです。

Google AdSense(アドセンス)の再構築

これもアナリティクスと同じことをします。Googleが認識するまでしばらく時間がかかるようです。

その後の経過です。

あわせて読みたい

ドメイン変更後「Google AdSense」再審査→合格迄ほぼ2週間かかりました

Google SearchConsole(サーチコンソール)の再構築

旧サイト➡️新サイトへドメイン変更の通知を行います。

ドメイン変更通知
アドレス欄を開いて、アドレス変更をクリックします。
グーグルサーチコンソールの再構築

①〜④までを確認します。これも確実にやっておかないと新サイトがコピーサイトとして扱われるかもしれないので、注意してください。

Google Analytics(アナリティクス) の再構築

こちらの記事を参考にして下さい。

あわせて読みたい
Google Analytics 『Google Analytics』で自分のアクセスを除外する方法

その他

  • 免責事項
  • プライバシポリシー

複製しているので、おそらく旧ドメインのままです。投稿記事の中にも記述が残っているかもしれません。今一度確認しましょう。

「Search Regex」というプラグインを使って一括変換すれば良いかもしれません。「Search Regex」の使い方についてはこちらのサイトを参考にしてください。

参考サイト
12436288584_94d6bc46d2_b.jpg
Search Regexプラグインは過去に投稿した記事の内容を一括置換することができるプラグインです。

なお使い終わったら停止もしくは削除しましょう。プラグインの使用はできるだけ少なくしておきたいですね。

  • 設定画面でサイトのネーム変更

投稿画面確認

少しまぎらわしい書き方をしてしまいました。「メールアドレス」は変更する必要のある方だけという意味です。

  • SNSでURLの張り替え

ここら辺りは301リダイレクトで新しいサイトに飛びますが、いつまでも旧ドメインでは見た目具合が悪いでしょう。

まとめ

今回ドメイン変更を無事終わらせるための手順を紹介しました。大事なポイントだけ今一度おさらいします。

ここをチェック!

  • データのバックアップを確実に行う
  • 301リダイレクトを確実に行う
  • .htaccessの編集は慎重に
  • Google関係の再構築も忘れずに

以上、お読みいただきありがとうございました。