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WordPressでテーマに関係なく最低限必要なプラグインは7個です

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読了時間: 約6

前回書いた記事です。


この記事を書いてから約半年になります。その間色んなプラグインをとっかえひっかえ試してみました。

1つでもプラグインを減らすためには?

「SEO対策」のプラグインはテーマにおまかせする

最初から「SEO対策」を施しているテーマがあります。私が現在使っている「SANGO」とか、「ザ・トール」など。無料テーマでは「Cocoon」ですね。他にも探せばあります。

テーマ自体に十分なSEO対策が施されているため、SEO対策用プラグインも必要ありません

引用:集客・収益にこだわったWordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」
「ザ・トール」は、はっきりとホームページでうたっていますし、「SANGO」や「Cocoon」も同様です。この様にテーマの方で対応していれば、代表的なプラグインである「Yoast SEO」や「All in One SEO Pack」は不要で、しかも重くなりません。

もし現在テーマの選定に悩んでいる方がいれば、最低でも「SEO対策」を十分施しているテーマを基準に選ぶようにすれば良いのではないかと思います。

CHECK

当たり前のことですが、いちばん大事な「SEO対策」はコンテンツ(中身)の充実ですね。

画像圧縮プラグインは入れない

「EWWW Image Optimizer」という有名なプラグインがあります。

このプラグインは WordPress をインストールしたサーバー上で圧縮プログラムが処理されるため、サーバーの CPU 負荷が著しく高くなるデメリットがあります

引用:WordPress の画像圧縮プラグイン EWWW Image Optimizer をおすすめしない理由
別に「EWWW Image Optimizer」に限らず、このたぐいのプラグインは使わない方が良いかと。(私も以前は使っていました)

ここがポイント
画像圧縮はサーバー側で処理せず、ローカル側で行うようにしましょう

代替え案として、大まかに言うと3つの方法があります。

画像圧縮ソフトを使う

参考サイト
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いくつか使った画像圧縮ソフトの中でも、ドラッグ&ドロップの簡単操作のみで画像圧縮ができる…続きを読む

ImageOptimは jpeg, png, gifのファイル形式に対応してるので、WEBサイト制作に必要な画像ファイルは大抵圧縮する事が可能です

引用:Macの画像圧縮ソフトはフリーで便利な「ImageOptim for Mac」で決まり! | ビギナーズハイ
これはMacですが、Windowsでも「Windows 画像圧縮ソフト」でググって探してみてください。

「Tiny PNG」を使う

参考サイト
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TinyPNGはあなたのPNGファイルのファイルサイズを縮小するためにスマートな非可逆圧縮技術を使います…続きを読む

ブラウザ上で画像圧縮のサービスをしてくれます。注意点として、無料だと一度に最大で20個まで。画像サイズは5MBまでとなっています。

Tiny PNGの処理

こんな感じで画像処理をしてくれます。70%以上も圧縮してくれたら言うことないですね。

「Automator」を使う

Automatorの処理

これはMacのみのやりかたですが、「Automator」を使えばサイズを指定して、かつ指定のKB(キロバイト数)に自動的に処理してくれます。私も使っていますが、最初の設定が割と複雑だったのでうまく説明できませんm(_ _)m

これは私の「Finder」での画面です。特に高解像度を必要としない画像はすべて50KB以内で処理しています。

詳細

拡大してみました。リネームも 「Automator」で処理して『700_50KB』を自動で取り除いてます。

MEMO
『700_50KB』とは高さ・幅いずれかを700にして、サイズを50KBに指定と「Automator」で定義

参考になるサイトを紹介します。少しだけ手こずるかもしれません。
参考サイト
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オンラインの画像圧縮サービスいちいち使うのめんどくさい方向けです。
ローカルで圧縮を行うので…続きを読む
参考サイト
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画像が50KB以上あった時だけファイルを「容量圧縮&リサイズ&リネーム」するようにし…続きを読む

最低限必要なプラグインとは?

試行錯誤した結果ですが、テーマに関係なく最低限必要なのは以下の7個です。どれも使い方は簡単ですが、分からない場合はググってください。

注意

引用マークが付いているのはすべて作者からの引用です
『有効』になっているのはすでにインストール済みだからです

WP Multibyte Patch

WP Multibyte Patch

このプラグインは入れるか入れないかという次元の問題ではなく、必ず入れておかないといけないでしょう。少なくとも日本語を扱うWordPressなら、デフォルトで入れる仕様になっているはずです。

Akismet Anti-Spam(アンチスパム)

Akismet

スパムメールを防いでくれます。一度来だすとしつこいですね(笑)当初はアクセス数が少なかったので気にも止めなかったけど、アクセス数の増加と共に少しずつスパムメールが来るようになりました。

スパムメールの数

切りよく今年の1月1日から導入して、すでに295件!

コメント欄自体を消す方法

コメント欄を有効にしていると、そこから侵入するようです。コメント欄自体必要のない方はもう一つの方法があります。

コメント欄を表示させない方法①

  • 設定 ディスカッションをクリック
  • 新しい投稿へのコメントを許可する のチェックをはずす

もしこれでも消えない場合は、次の方法を試してください。

コメント欄を表示させない方法②

  • 外観 テーマエディターをクリック
  • single.phpをクリック
  • <?php comments_template(); ?>を削除もしくはコメントアウトする

注意
FTPソフトで「single.php」ファイルを子テーマにコピーしてから編集をおすすめします

FTPソフトとは?

こちらのサイトを参考にしてください。

参考サイト
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FTPクライアントソフト(FTPソフト)とは、サーバーに置いてあるファイルを手元のパソコンにダウンロードしたり…続きを読む

Edit Author Slug

Edit Author Slug

WordPressではIDが初期設定で外部の人でもわかる仕組みになっています。そうなると後はパスワードを見破るだけ。パスワードを見破るソフトやボットを使ってサイトを乗っ取ることができます。

このプラグインはIDを任意のアルファベットに置き換えることができるプラグインです。パスワード関連の記事はこちらも合わせてどうぞ

WordPress Ping Optimizer

WordPress Ping Optimizer

「ping spammer」にならないためにも必ず入れておくべきプラグインです。作者様からのコメントです。

Saves your wordpress blog from getting tagged as ping spammer. (Note: This plugin is a fork of the cbnet Ping Optimizer plugin.)

直訳すると…

あなたのワードプレスのブログがping spammerとしてタグ付けされるのを防ぎます(注:このプラグインは、cbnet Ping Optimizerプラグインのフォークです)

要するにWordPress Ping Optimizerを導入すれば、Ping送信は記事の公開時に一度だけしか実行されなくなります。

逆に言えばこのプラグインを入れておかないと、少しリライトしただけでping送信するので(これはWordPressの仕様)スパムと間違われる可能性大です。

Google XML Sitemaps

WordPress Ping Optimizer

This plugin improves SEO using sitemaps for best indexation by search engines like Google, Bing, Yahoo and others.

直訳すると…

このプラグインは、Google、Bing、Yahooなどの検索エンジンによる最良の索引付けのためにサイトマップを使用してSEOを改善します

説明する必要はないと思いますが、必ず入れておきましょう。私はこれに加えて新規記事公開の時は、念のために「Google Search Console」で「Fetch as Google」もしています。

注意
「Fetch as Google」は2019年4月より「URL検査」に変わっています。

Broken Link Checker

Broken Link Checker

壊れたリンクや存在しない画像がないかブログをチェックし、見つかった場合はダッシュボードで通知します

ダッシュボードで通知

このように「ダッシュボード」で通知してくれます。リンクが壊れていないかどうか確かめるのに、手作業ではとても無理です。とても便利なのですが、気になる点が1つ。2年間も更新されていません。

虚弱性(セキュリティー面)が心配なので代替えプラグインを現在探しています。プラグインを使わないやり方もありますが、手動なのでどうかな?こちらのサイトを参考にしてください。

Classic Editor

Classic Editor

WordPress の旧エディターと、TinyMCE、メタボックスなどを含む以前のスタイルの投稿編集画面レイアウトを有効化します。この画面を拡張する古いプラグインをサポートします

WordPressのエディターがGutenbergになりましたが、まだまだ旧エディターを手放すことができません。(今は移行期ですね)

もうしばらくは世話になるでしょう。「Gutenberg」の記事も書いています。

あわせて読みたい

まとめ

プラグインはできることなら使わずに越したことはないのですが、まったく使わないわけにも行きません。できるだけテーマの力を借りながら、そしてHTML,CSSの記述で代用することも可能です。

(例)【WordPress】OGPとTwitterカードをプラグイン無しで設定する方法

参考サイト
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OGPとは、ページがシェアされたときに、アイキャッチ画像やタイトル、要約文などを魅力的に表示してくれる設定のことです…

このようにしてできるだけプラグインを使わない方向で、お互いやっていきたいですね。

チェックポイント
プラグインをできるだけ使わないで済むテーマを選びましょう!

今日上げた7個以外にも、テーマで用意されていない物はやはり追加していくしかありません。しかしできれば多くても、12個以下には抑えておきたいですね。

以上、お読みいただきありがとうございました。