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「BetterTouchTool」の紹介
BetterTouchToolとは?
Macでトラックパッドやマウスの機能拡張をしてくれるアプリです。
「BetterTouchTool」はMacで非常に人気のあるアプリですが、使いこなすには多機能すぎてかなり難しい面もあります。
2019年3月27日に「BetterTouchTool 3」 – New User Interface(ニューユーザーインターフェイス)として新しく生まれ変わりました。
引用:BetterTouchToolホームページより
この記事では「BetterTouchTool」をこれから使い始めようと考えている方や使い始めたけど、まだ上手く活用出来ない方を対象にしています。
なお本編では入力デバイスの対象としてMacBook標準トラックパッド・Magic Trackpadのみの紹介となります。(標準機能としては他にもMagicmouse・Touch Bar・標準のマウスやキーボード・iOSに至るまで網羅しています)
インストール
こちらのホームページにアクセスします。
このファイルを解凍します。後は指示に従って前に進めましょう。
インストール後ここを確認
下の手順で「BetterTouchTool」にチェックが入っているか確認しましょう。
- システム環境設定
- セキュリティとプライバシー
- プライバシー
- アクセシビリティ
左下の変更するにはカギをクリックしますをクリックして変更完了です。
購入方法
3種類の購入方法があります。順に解説します。
- 標準ライセンス¥880
- 永久ライセンス¥2,466
- 「BetterSnapTool」を購入¥360
❶標準ライセンス¥880
2年間限定のライセンスですが、アップデートをしなければ引き続き使用出来ます。
❷永久ライセンス¥2,466
BetterTouchToolが存続する限り、アップデートを含め使用することが出来ます。
❸BetterSnapToolを購入¥360(おすすめ)
別途『Mac App Store』からこのアプリを購入し、ライセンス登録をすれば❶同様の使い方が出来ます。
「BetterTouchTool」が『Mac App Store』で販売を認められないので、こういう「抜け道」のような方法を用意したのかもしれません。
同じ会社のアプリですが、「BetterTouchTool」の一部分を切り抜いたようなアプリなので、購入しても使う必要はありません。
参考サイトはこちらです。
ここからはBTT Storeでライセンス購入した方も同様で、登録したメールアドレスにライセンスファイル(Hoge.bettertouchtool)が添付されてくるので、BTTを起動し、そのライセンスファイルをダブルクリックすればライセンス登録が完了します。
設定方法
トリガーの新規追加
それでは実際に設定してみましょう。まずは「すべてのアプリ」に右下隅をクリックで「ウィンドウを閉じる」というトリガーを割り当ててみます。その前に「トリガー」という単語が頻繁に出てきますので、まずはその意味からですね。
トリガーとは、引き金(を引く)、引き起こす、起動装置、作動させる、などの意味を持つ英単語。 ITの分野では、きっかけになる出来事が起こったら自動的に特定の処理を起動するソフトウェアの仕組みなどをこのように呼ぶ。
Command+W(閉じる)を指定
お疲れ様でした。実際に右下隅をクリックして動作確認をしてください。正常であれば「ウインドウを閉じる」というHUDオーバーレイが表示されるはずです。
もしトリガーが動かなくなったら
もしトリガーがまともに動かない場合は一度削除して再設定してみましょう。その後BetterTouchToolを再起動させて動作の確認をしてみてください。
このアプリは頻繁にアップデートします。何かの拍子に突然トリガーが働かなくなることもあります。(経験上)
あまり神経質に考えないようにしましょう。(笑)
基本的な使い方
最低限押さえておきたい使い方は以下の5つです。
- Mac「システム環境設定」の使い方と重複させない
- 最初から細かく設定しない
- シングルフィンガーアクションは『タップ』より『クリック』を使う
- HUDオーバーレイを積極的に活用する
- 慣れるまでは設定画面で確認しながら覚える
❶Mac「システム環境設定」の使い方と重複させない
あくまで主役は「システム環境設定」の使い方です。こちらで4本指を使用する場合、BetterTouchToolで4本指の動作は極力使用しないようにします。
- システム環境設定
- トラックパッド
- その他のジェスチャー
3本指もしくは4本指を使う設定項目として
- フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ
- Mission Control
- アプリケーションExposé
いずれも3本指か4本指で選択出来ますが、どちらを選択してもかまいません。
仮に4本指で選択した場合、BetterTouchToolでは4本指のアクション・トリガーを出来るだけ使わないようにしましょう。混乱しますし、間違いの元です。
❷最初から細かく設定しない
個別アプリの設定は慣れるまで後回しにします。最初に設定するのは「すべてのアプリ」。ここからまず始めましょう。
❸シングルフィンガーアクションはタップを使用しない
タップよりクリックで設定するようにしましょう。タップだとどうしても少し触れただけで反応してしまうので、誤動作の元になります。
感度調整の方法
歯車アイコンをクリックします。- 高度な設定
- トラックパッド
- タップ
いろいろと調整出来ますので、カスタマイズしてください。
❹HUDオーバーレイの活用
HUDオーバーレイを使用することによって、確実に動作確認をすることが出来ます。すべてのトリガーに対して使用するようにしてください。
ちなみにHUDオーバーレイを使ってブラウザで「戻る」を表示してみた動画です。
❺慣れるまでは設定画面で確認しながら覚える
まぁ、慣れるまでの辛抱です(笑)
まとめ
このアプリは設定箇所も多く、使いこなせるまでに時間がかかります。少々ハードル高めのアプリですが、焦らず行きましょう。
しかしながら慣れるとこれほど便利なアプリもありません。まずは少しずつ設定箇所を増やしていきながら、動作確認をしてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。