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ワンランク上のエアコンを購入する目安
少し分かりにくいかもしれませんが、下の条件の違いを考慮してください。
ご自身が住まわれている部屋の環境を今一度チェックしてみましょう。5段階評価(あくまでも目安です。)
- 木造(戸建て住宅)orマンション? 重要度★★★★
- 部屋の体積 重要度★★★
天井の高さを考慮する 木造で高ければワンランク上のサイズが必要 - 使い方 重要度★★★★
リビングと同時に隣の和室なども同時利用する場合があるなど - 外断熱か内断熱構造なのか? 重要度★★★
一般的に気密性だけを考えれば外断熱の方が有利ですが、日本の家屋の場合、防湿も考慮に入れないといけないので一概に有利と言えないかもしれません。従って各家の断熱性を調べた上で、必要ならば除湿効果の高いエアコンを選ぶべきです。(内断熱の場合ワンクラス上が必要な場合もあります。)
- その他の気密性 重要度★★
2重サッシ等も考慮する 他の要素よりは選定基準は低いです - 室外機と室内機が離れている場合 重要度★★★
例えば室内機が2階で室外機を1階に設置する予定の場合(戸建て住宅など)配管が4M以上になるので、運転効率上ワンランク上の機種を選ぶことが必要となる場合もあります。
以上のことを踏まえて量販店などで購入する際は、店員の方に相談しながら交渉するようにしましょう。
基本的に木造で、かつ②〜⑥の間で2つ以上当てはまる項目があれば、1ランク上のエアコンを選ぶようにしましょう。
マンションの場合基本的に畳数で選んでもらって大丈夫ですが、こだわる方なら3つ以上ですね。
その他
寒冷地(寒冷地仕様を無条件で選択)
100Vもしくは200V対応の選び方
ある程度の大きさを選ぶとなると、必然的に200V対応の製品になりますが、微妙な広さの場合悩むことになります。
10畳 (木造リビング目安):14畳 (鉄筋リビング目安)が一応の境界線ですね。
その場合でも出来れば200V対応の製品を選ぶようにしてください。 コンセントの取り換えや分電盤の分岐バー取り換え工事が別途派生しますが、数千円で済みます。
その分を上回るメリットがあります。(パワーが有り、電気料金もおおむね安くなります)
この工事は有資格者(要電気工事士免許)のみ可能です
目次 非表示
購入する場所とチェックポイント
量販店での購入
機種の指名買いではなく、よく分からないまま量販店の意見を聞いた上で、購入される方も多いと思われます。
- どの部屋につけるのか?
- どこのメーカー希望か?
- 予算は?
- 主にどんな機能を望んでいるか?
スタッフはこの中で最適と思われる機種を勧めてきます。
スタッフによっては多少目的違いでも販促品を売りたい、もしくは捌きたい為強引に他の製品を勧めてくる人もいます。
要注意した上で、慎重かつ大胆に値引き交渉をしましょう。親身に相談に乗ってくれるスタッフさんに当たればラッキーですね。
ネット通販での購入
購入機種があらかじめ決まっている場合はネット通販での購入も視野に入れてみましょう。
問題は工事業者の選定ですが、信頼の置ける業者を知っている場合はその方に頼みましょう。
いない場合でも工事業者紹介をしてくれる場合があります。長期保証も含めて上手く探せば、総額で量販店よりかなり安く購入することも充分可能です。
その他の購入チェックポイント
- 長期保証
今頃はほとんど最初から含まれていますが、ネット通販で付いていない場合必ず10年保証等を別途付けるようにしましょう - 化粧ダクト
含まれていない場合、かつ現在付いていない場合必ず付けてもらうようにしましょう※① - 追加工事費のチェック
例として室外機を2段置きにする場合や、配管の長さが4M以上になる場合など。工事前にきっちり見積もりしてもらうようにしましょう。
化粧ダクトの有無で配管の劣化がかなり違ってきます。見た目も勿論違いますが。
真空引き
工事着手前に業者に必ず確認しておくべきことです。
入念に行うことを工事前に伝え、かつ実際に行われているかどうか自分の目で実際に確認しましょう。(真空ポンプという機械で、最低15分以上行われているかどうかチェックする)
重要な作業ですが、工事業者の中には数をこなしたい為にこの大事なポイントをおろそかにする人も中にはいますのでご注意ください。(ただしあまり工事の邪魔にならない程度でお願いしますね笑)


ダイキンの無給水加湿機能付きのエアコンのようにホースの長さをリモコンに設定する機種もあります。ホースの長さも業者さんに聞いて控えておくようにしましょう。
まとめ
今回特に近く購入予定のある方や、来年購入予定の方に合ったエアコン選びが出来るような記事にしてみました。記事の内容はリビングエアコンを想定して書きました。
リビングは家族が一番集まる重要な場所なので、部屋の広さも相待って価格的にも高価ですよね。高価な分、エアコン選びも出来るだけ慎重に検討したいものですね。
実はエアコンの記事を書くのは難しいんです。何故かと言えば、自動車であれば「試乗」出来ます。テレビなら展示品で「色の違い・鮮やかさ」など比較出来ます。
エアコンの場合、そういった比較がしにくいからです。また買い替えサイクルも自動車や他の耐久家電製品と比べても長いです。(10年以上の使用は当たり前という感覚)
購入前検討するにしてもなかなか難しい製品の代表ですね。記事を書く側にすれば、「これがオススメのエアコンだ!」というような感じで書ければ言うこと無いのですが。少しでも参考になれば幸いです。
ダイキンエアコン14畳用はこちらです。
14畳では少し不安な方はこちら➡️18畳用をどうぞ
こちらの記事も合わせてどうぞ
元プロが教えます ダイキンうるさら7 【AN40TRP-W】取り付け(DIY)編 (加湿ホースの取り扱いに注意!)
以上、お読みいただきありがとうございました。



